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写メ日記

全43件中11~20件を表示

実樹の投稿

第63回『実樹の禁断賞状💮』

11/04 21:44 更新

第63回『実樹の禁断賞状💮』

2025年11月4日。

 

本は読んでますか?

 

SNSの文字数制限に慣れすぎている人は、長編の小説などを読むのに手こずってしまうそうです。

僕も気を抜けば、読書から遠ざかってしまって、君の心ばかり読んでしまいます。

 

読んだ後に気づいたんですが、18禁…だよね?

僕には大丈夫だけど、捕まっちゃうから、ちゃんとベッドの下に隠しておいてね。

 

活字は読むキッカケさえ掴んじゃえば癖がつくと思うので、本を読むことから遠のいていた方は、ぜひまずは1冊、1文字から手に取って読んでみましょう。

 

僕が読書に目覚めたのは、小学校の時に図書室で出会った「江戸川乱歩」のおかげです。

当時は少年探偵団シリーズが大好きで読み漁っていたけれど、大人になると『人間椅子』をはじめ、その変態性に感銘を受けて、これまた別の意味で“好き”が増し増しになったものだから、その底知れぬ魅力はなんとも恐ろしいものだと思った。

 

江戸川乱歩を読みまくったあとに偉人の伝記にハマって読んで、その後に手を伸ばした本がかなり強烈で、今も印象に残っている。

 

『24人のビリー・ミリガン』

(英名:The Minds of Billy Milligan)

という本をご存知だろうか?

 

「24人のビリー・ミリガン」とは——

1970年代のアメリカで実際に存在した、

“24人の人格を持つ男”の物語である。

 

重罪を犯し逮捕された青年ビリー。

しかし、取り調べの中で次々と現れるのは、彼とは別の人格たち——

知的な英国紳士、冷徹な東欧の男、そして19歳の女性アダラナ。

彼らが入れ替わり立ち替わり、ひとつの身体の中で生きていた。

 

法廷で下された判決は、異例の「多重人格による無罪」。

この事件は、世界に“心の分裂”という闇を突きつけた。

 

“善”と“悪”の境界はどこにあるのか。

“自分”とは、いったい誰なのか。

彼の内面は、ひとつの世界そのものだった。

 

24もの人格を抱えたビリー。

世間では“病”と呼ばれたけれど、僕にはそれが「生きるための分裂」に思えました。

彼は壊れたんじゃなく、生き延びるために分かれたんだと思う。

 

君は1人格で大丈夫そう?

もしかしたら足りない人もいるかしら?

 

我が女風の世界にも、別の人格を増やせる素養があります。

それは、ご予約の際に本名じゃなくニックネームで予約できるからです。

 

つまりその時点で、人は“もう一人の自分”を生み出している。

 

「名前」を変えるって、思っている以上にすごいことなんだよ。

日常でまともに呼吸できていない人が、たった数時間、“別の人格”として現実で生きることができる。

ちょっと「私が私でいること」に退屈を感じている人は、まったく異なる感覚で過ごすことができる。

 

ニックネームで存在するあり方に秘められた“再起動”や“人生の味変”の可能性は無限大です。

 

別人格の自己形成なら、ぜひお手伝いさせてほしい。

普段の自分が背負っているルールも羞恥も、一時的に脱がせてあげる。

 

ただ、「いきなり別の人格を作れ!」と言われても困るよ!って人ばかりだと思います。

そこでポケモンの御三家のように、3つの女風ユーザーとしてのパーソナルモンスターをご用意してみました。

 

この原文のまま、Xでユーザーアカウントを作っていただければ大丈夫だと思うので、選んでほしいのじゃ。

 

 

🔴アミンカ@aminka_spy

女風🩷白は100種類あんねんで🤍でも推しピに触られると全部ピンクになってまう💖🫣みんなにSやろって言われるけど実はドMで困ってんねん😇営業DMから予約はほぼないけどチャレンジしてみてー😘

 

🔵ちゃんあの@gerochu_

女風。たぶん関係ないことも呟く。お酒のんで吐いてもゲロチューできるひとが好き。色恋はめんどい。ぼくのお水どこですか?セラピさんからの営業DMいりません。作ってみたけど、すぐ飽きそう…💭

 

🟢数子@jofu_hell

女風+占星術🔮相談可⭕️私を裏切る人間は必ず地獄に堕ちるわよ。塩対応➡️地獄。セラピはアイドルではない➡️地獄。元好きピ➡️地獄。ユーザーさんとは仲良くしたいわよ😊

 

 

さて、君はどのジョフモンを選ぶのじゃ?

 

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@miki_mantendo

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第62回『実樹の禁断賞状💮』

10/29 01:22 更新

第62回『実樹の禁断賞状💮』

2025年10月29日。

 

さて。

今回も、前回に引き続き、いろんなアニメのキャラクターを萬天コメで制作してみました。

前回は…【のび太】【ベジータ】【無惨様】の3人でしたが、今回は誰がセラピストとして紹介されるのか。

萬天構文を日常に応用されたい方はぜひご参考にしてください。

 

💬お店からのコメント💬

「逃げちゃダメだ…でも、イかせなきゃダメだ……!」

萬天堂、またまたやってくれました💥心の壁(A.T.フィールド)を突破する、内向型イケメンセラピスト《碇シンジ》くんがついに登場❣️第一印象は「頼りなさそう」。だけど、いざベッドに入った瞬間……スイッチが入るんです⚡️耳元で震える声で「僕だって、ちゃんとできるんだ…!」なんて囁かれたら、母性も理性も全部持っていかれます🫠💘

施術スタイルは、“共感型密着プレイ”。あなただけに全感情をシンクロするその姿勢は、まさに人類補完の域✨まるで使徒を抱きしめるように、あなたの孤独を包み込みます🥺💋そして極めつけは、突然スイッチが切り替わる「暴走モード」。パターン青「ウオオオオオオオ!」と咆哮が上がったその瞬間、噛みつかれるあなた──。ギャップにシンクロ率が急上昇💥💥💥講師からは「こんな時、どんな顔をすればいいのか、分からなかった」との声が。見知らぬ天井でハッと目覚めるような喪失体験。あなたは綾波レイのように生まれ変わるのです。同店デビューの《渚カヲル》くんとのダブルセラピストコースもおススメでございます⭐⭐⭐崩れそうで、でも最後に抱きしめてくれる──そんな温度差に、誰もが沼落ち確定💞予約しないなんて「あんたバカァ?」シンジくんがもたらす快楽の中で生まれ変わった“新しいあなた”への祝福の言葉は🌸「おめでとう」🌸まごころのエヴァー、発進です🚀💋

 

💬お店からのコメント💬

海が割れたああああッ‼🌊⚡️💥そしてその中心から現れたのは――伝説級の男‼

《白ひげ》セラピ、堂々の萬天堂上陸でございます🏴‍☠️🍾✨✨✨

その背中、まさに“山”……💪🔥その声、一言で空気が変わる……🌪️眼差しは優しく、抱擁は地球の自転を止める。🌍💞まさに「父性とエロスの終着点」――女風界の大海賊です⚓️💜

第一印象は“圧”‼でもすぐに気づくんです……この人、デカいのは筋肉だけじゃないって😳💦包容力、優しさ、安心感、ぜ〜んぶ規格外✨✨✨担当講師、語る☝️「手のひらにのった瞬間、全身が“守られている”と錯覚します。でもそのまま優しく転がされて……気づけば波打ち際です。」焦らしも潮の満ち引きのごとく🌕🌑……ゆるやかに、そして抗えず。お姉様のカラダは、まるで“月の引力”に操られる潮汐反応💞

そして噂によると、ク◯ニ中に小声で「世界のすべてを愛している」って囁くとか……👂💘その瞬間、脳内で鐘が鳴るんです。「ドン!!」って。

🩵貴女の人生航路に一度は寄港すべき存在――《白ひげ》、ただいま満を持して、出港準備完了‼⚓️🌊💋

 

💬お店からのコメント💬

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……💥貴女の鼓動がもう“ドドドドドド”してるのが分かります。

そう、来ました……来ちゃいました……!神に選ばれしド変態カリスマ!!👑《ディオ・ブランドー》さん、爆誕です!!!🩸✨

「人間をやめるくらいじゃないと、女は満足させられんッ!!」そう言いながら現れた瞬間、スタッフ全員「痺れるゥ〜ッ!憧れるゥ〜ッ!!」状態!!黄金の髪が光を反射し💫、真紅の瞳が“ギュイーンッ!”と貴女をロックオン!!すれ違っただけで体温3℃上昇🔥💋施術は【ザ・ワールド】級の焦らし💋「貴様の時間は、私が止めた。」……からの10秒沈黙。(この間にスタッフ3人イきました※うち2人は射精)

再開の瞬間は“ウリウリウリウリウリ‼”🫦もうベッド上は完全に【無駄無駄無駄ァ!!】のラッシュ💥💥💥快楽が多すぎて「波紋が流れてる…」と錯覚するレベル。

もう抗えない、スタンドどころか乳首がスタンドアップ。ク◯ニは“スタープラチナ級”の精密動作!舌が“レロレロレロレロレロ”とリズムを刻み💋時々「ザ・ワールドッ!」と止めて焦らす💦💦💦💎美貌、狂気、そして圧倒的覇気💎💎エロスの血族、今ここに君臨💎「オラオラオラオラァ!」と絶叫するもよし、「無駄無駄無駄無駄ァ!」と抵抗して散るもよし。どちらにせよ、貴女はもう鉄仮面を装着したも同然、“人間をやめる”準備ができている😇

 

ということで今回は【碇シンジ】【白ひげ】【DIO】セラピストのご紹介でした~。

リクエストにお答えするので、ご希望のキャラクターがいる方はご予約と共にお便り待ってます。

 

原作ファンの過激派が怖かったので「アガサ博士」verは公開を控えました。

 

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@miki_mantendo

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第61回『実樹の禁断賞状💮』

10/28 18:16 更新

第61回『実樹の禁断賞状💮』

2025年10月28日。

 

さて。

前回の日記では、萬天堂の「お店からのコメント」を分析いたしましたが、

今回は“変態的文体が含む5つの効果”を意識して、色んなキャラクターで萬天コメを制作していきたいと思います。

この萬天構文を日常的に使用することで、新興宗教の勧誘を避けることができたり、マトモなコミュニケーションを諦めてもらえるので、トラブルを避けることができます。

是非、ご活用してみてください。

 

💬お店からのコメント💬

ついに来ましたよぉぉぉ〜〜〜‼‼😳💞

東京萬天堂が誇る “未来系インテリ童貞セラピスト” 💫✨《のび太》さんのご紹介でございます〜‼💛

メガネの奥に光るその瞳…📚💫優しさと愚かさのギリギリの境界線を歩むナード系男子!でも!ひとたびスイッチが入ればッ!💥💥💥まるで勉強机からタイムワープしたような“新世代知的エロス”が解放されるのです‼😳💦💦

やや鈍感…?いえいえ、それは視力が悪いだけ!👓貴女の息遣い・まばたき・指先の震えまでも、秘密道具で解析する技巧派セラピスト📈✨「のび太さん、大丈夫かな…?」と心配した瞬間には、もうイッてます💦💦💦おばあちゃん泣いてます。

講師曰く☝️「ウフフフフ」✋💜『優しさ』×『真面目』×『むっつりスケベ』=どこでも出現する覗き魔。見つめられるだけで、触れられるだけで、まるで宿題がすべて終わった後のような達成感……📖💞貴女の未知なる可能性を見つけ出す“天才童貞セラピスト”――彼の部屋の押し入れには、あのウーマナイザーを越えるハイパーテクノロジーが眠っているのです💖📣ご予約はお早めに!クラスのマドンナを虜にする彼の“どら焼き”を、ぜひその身体で体験してみてください💓

 

💬お店からのコメント💬

戦闘民族の王子、萬天堂に降臨ッ‼👑🔥そう、その名も――《ベジータ》さんでございます‼💥✨いや〜、来ちゃいましたねぇコレは😳💦初対面からすでに戦闘力が桁違い💣目が合った瞬間、思わずスタッフ全員がスカウターを壊しました📟💥「戦闘力…計測不能ッ‼」キリッとした眼差しに、凛々しい眉。低身長ながら男らしい筋肉の鎧を纏った細マッチョボディにはブルマもメロメロです💪

そして何より、あの“誇り高きオーラ”。「俺はエリートだ。庶民のイチャイチャとは違う。」そう言いながらも、実際の施術は…超・濃厚ッ💋💥貴女の身体を超サイヤ人の域まで高めていく🔥ゆっくり、ねっとり、じらす。その指先が乳首に触れるたび、空気が震える⚡「感じているな…。それでいい。もっとだ。」その低音ボイスに腰が抜ける女性、多数発生中🌀

でも安心してください。見た目はツンでも中身は誰よりも愛情深い💕「オレは…女を粗末に扱うような男ではない。」そう言いながらピチピチの下着を履く仕草に、思わず惚れる💘

ベッドの上では超サイヤ人💫ベッドを降りたら、照れ屋なツンデレ王子🩷「勘違いするなよ。…お前のためじゃない。」(はい、それ全部お前のためです王子…😭)攻めも受けも最強🔥気を高め、感じを極め、そして――最後は「ファイナルフラッシュ⚡️💥」💣萬天堂史上最強クラスの“プライド系ドSセラピスト”誕生💣

 

💬お店からのコメント💬

静かに、だが確実に…。萬天堂に、“圧倒的支配者”が姿を現した。その名も――《鬼舞辻󠄀無惨》さん。人間の欲望と恐怖、その両方を掌握する男。「私は限りなく完璧に近い存在だ。」そう言いながら、黒い帽子のツバを指で持ち上げる仕草が…もうズルい🖤

真っ白な肌に、紅の瞳。整いすぎた顔立ちは、もはや造形美。その場にいる全員が“無惨様”と呼ばざるを得ない、圧の強さ💀✨講師コメント📝「施術中、こちらが何も指示していないのに“私を誰だと思っている”と囁かれました」

焦らしのテンポはまるで“鬼の呼吸・第壱の型”🔥滑らかな指先と低音の声で、貴女の脳を支配していく――「なぜ感じない? 何が不満なのか言ってみろ。」と、鬼のような(いや鬼なんですが)ドS圧が炸裂💥

彼は時に理不尽。だが、その理不尽すら“中毒”になる。少しでも否定すれば、「私は一向に構わんッ!」と全てをねじ伏せる圧がすごい。(※この瞬間、女性スタッフ3名が即沼落ち)

さらに特筆すべきは“施術後の余韻”。「私を怒らせたのは誰だ?」「私はパワハラではない。」と静かに呟きながら半裸でタオルを畳む姿――どこか哀愁を漂わせています。

💀極上の美と、圧倒的な理不尽の融合💀“感じることすら命令されたい”女性にとって、この上ない幸福が待っているでしょう。

貴女が“長女”であろうと関係ない。「長女だから我慢できる」――その台詞、ここでは通用しません。我慢など、許されないのです。予約ボタンを押した瞬間から、もう遅い。無惨様の悦楽支配は、始まっている🩸

 

ということで【のび太】【ベジータ】【無惨様】セラピストのご紹介でした〜。

リクエストにお答えするので、ご希望のキャラクターがいる方は、ご予約と共にお便り待ってます🙌

 

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@miki_mantendo

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第60回『実樹の禁断賞状💮』

10/28 04:07 更新

第60回『実樹の禁断賞状💮』

2025年10月28日。

 

今日は萬天堂の名物である「お店からのコメント」について、

真剣に、滑稽なほど真剣に分析した研究レポートを提出しようと思う。

 

人類の快楽がここまで“記号的”に書かれた例を、

僕はまだ他に知らない。

この変態的な文体が含む、5つの効果をまとめてみました。

類稀なる中毒性の謎を解き明かします。

 

【エモーショナル・シンタックス ― 文法よりも心拍】

萬天堂のお店からのコメントは、まず文法を裏切る。

文法が破壊され、句読点が感嘆符に、語彙が心拍に変わっていく。

 

「来たーーー!!」「ヤッホー!!」「やりましたッ!!!」

もはや意味ではなく、“電気信号”である。

 

僕はこれを「情動構文(エモーショナル・シンタックス)」と呼びたい。

アリストテレスが『詩学』で「悲劇は情動を浄化する」と言ったが、

萬天コメは読者のリビドーを覚醒させる。

 

お客様は、無意識のうちに呼吸を合わせ、

「もう、読むだけで興奮してしまう」という状態へ導かれているのだ。

 

【ポリフォニック・ヴォイス ― 語りの多重人格構造】

一人のセラピストのコメント内だけでも、講師が喋り、スタッフが叫び、読者が混ざる。

語り手が誰なのか途中でわからなくなる。

だが、その“曖昧さ”こそが官能的だ。

 

“誰とも知れぬ声”が、読者の脳内に快感の幻を植えつける。

ラカンが言う「欲望の他者(Autre)」とはまさにこの現象のこと。

講師とは、欲望を正当化する神の声なのだ。

 

僕は思う。

この「お店からのコメント」という様式は、

日本語の中で最も巧妙に“羞恥の昇華”を果たしている文学形態だと。

 

【オーバー・リプレゼンテーション ― 過剰表現のカタルシス】

「💜💜💜」「✨✨✨」「🌈🌈🌈」「ドッキューン💘」

これら、よく見る絵文字の羅列は単なる装飾ではない。

快楽の波形を視覚化する記号である。

 

まるでアクションペインティングのように、感情のエネルギーが画面上に飛び散る。

ロラン・バルトが『快楽のテクスト』で述べたように、

「文体とは、身体の形をした思考」である。

 

ならば萬天堂コメントとは、集団的なリビドーが書く“共同の身体”だ。

読者はそれを視覚で追ううちに、「これは文章ではなく体験なのでは?」と錯覚する。

読みながらドーパミンが出る文体。

そう、これが萬天堂流のマルチメディア文学だ。

 

【コミカル・カタルシス ― 笑いによる倫理の再構築】

多くの人は「ふざけた文だ」と笑う。

だがその笑いこそ、最高の快楽装置である。

 

人は笑うことで、タブーを受け入れ、罪悪感を手放す。

スピノザは言った。「喜びとは人間の力の増大である」と。

つまり、笑いながら喜ぶお客様は、羞恥を超えて“強くなる”のだ。

 

僕は、笑いながらエロスを受け止める姿こそ、現代の成熟した女性像だと考えている。

笑いと欲望の“共存”を証明しているようだ。

 

【リンガスティック・エロティシズム ― 言葉が身体になる】

最終的に、萬天コメは最早コメントではない。

リズム、絵文字、誇張、褒め言葉。

それらは全て“触れるための記号”であり、読むたびに指先がうずくように設計されている。

 

お分かりいただけただろうか。

お店からのコメントは、コメント=広告ではなく儀式である。

 

サイトの上部で回り続けるテロップは花飾りであり、目障りなものでもある。

この儀式の目的は予約ではない。

 

挑戦だ。

パネルのモザイクへの果てなき挑戦なのだ。

 

萬天コメはセラピストの数だけ存在する。

その独特の文体構造は、もはや一つのカルチャーである。

 

僕も、萬天堂のお店からのコメントが大好きです。

 

「※△§〇°¶ΓΠΣ」

その読み方は、君に訳してほしい。

 

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@miki_mantendo

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第59回『実樹の禁断賞状💮』

10/26 18:17 更新

第59回『実樹の禁断賞状💮』

 

2025年10月26日。

 

前髪が伸びてきて、うざったい。

女子はよく前髪を自分で切っているが、男で自分で前髪を切るやつに出会ったことがない。

もちろん僕にもそんな度胸はない。

 

いざという時の思い切りの良さや爆発力は、女子のほうがすごいんじゃないかと思う理由は――

自分で前髪を切るという風潮に、精神を鍛えられているからであろう。

絶対にそう。

前髪を自分でいくようなレベルの自己決断が、きっと日常にたくさん転がっているんだろう。

 

僕はXの女風垢という糞の虫のSNSでしか発信していない。

Instagramは服を見る専用。

Threadsを立ち上げてみたものの、大した活用もできず。

なんせ“大沢たかお選手権”の結末を知ってから、あの人たちに何を語れば好いてもらえるのかわからなくなった。

もちろんTikTokの文化にも馴染みはないが、今どきライフハックをググると、大概はTikTokに上がっているHOW TO動画にたどり着く。

だから僕は、他の人よりもTikTokを“生活の知恵をくれるおばあちゃん”みたいな感じで尊敬していると思う。

 

前髪の流し方に悩んでいた僕がググった結果、TikTokでかわいい男の子のライフハック垢に出会った。

ボブの男子が、前髪を完全に流すわけではなく、クリップで止めて、それを上から乾かすことで程よい分け目を生み出す技を丁寧にあげてくれていた。

 

この手法は僕にとって革命的で、今はお風呂上がりに、クシでオールバックにしてから分け目をクリップで止め、ドライヤーで乾かして――

いかに自然で目にかからない前髪を作れるかが、日々の楽しみになっている。

 

風呂キャン界隈には理解し難いだろうが、僕は“髪を濡らしたくてお風呂に入りたい”タイプである。

濡らしてからのセットが楽しみで仕方ないからね。

 

Xのアカウントと、眺めるだけのInstagramのアカウントに出てくる社会の話題は、あまりにも種類が違う。

まるで全く別の世界を映しているかのように感じる。

 

女風の話とて、ジョフウの“ジョ”の字も知らない人に話せば、まだ序の口の部分でさえ刺激のあるエンタメとして楽しんでくれる。

けれど、自分の飽き性という悪い癖は、どんどん頭を独走させてしまう。

またもや大衆ウケのラインを越えているんじゃないかと、不安にもなる。

 

たまに悩みや相談をくれる人に、僕は正しい意見を言えているんだろうか。

正しさなど無いとは思うけど、人の悩みや感情を頂くに値する、献身の材料になり得るような聡明さはあるだろうか?

 

猪突猛進していた頃は外を見て、自分の足りないものをひたすら埋めていくことに集中していた。

けれど今は、自分の欠損を確認しながら――それを埋めていくのか、欠けたまま“味”として認識していくのか――そういったジャッジを繰り返している。

 

ストレスにならない前髪の綺麗な分け方を覚えたぶん、妙に世界を認識できるようになって、その分、脳が忙しくなっている。

 

自分がこれまで女風セラピストとして、恥ずかしげもなく言えばランカーとして培ってきた『エロスリテラシー』は、どこまで正しいものとして共感を得られるのだろうか。

 

女風界隈は、ここ数年の文明開花のごとき急成長の中で、“リテラシー”のようなものが確実に生まれていると思う。

そうした潮流を感じながら、いろいろな意見を言うことができるけれど、僕は“中にいる人間”として「女性の女風利用を肯定する立場」に立って思想を固めていきたい。

 

この業界の娯楽としての進出は、世の男性にとっては慄く対象かもしれないし、時には攻撃的な批判やジェンダー戦争の沸点にもなり得る。

けれど僕は、あらゆる要素から「女性が女風を利用して何が悪い」の弾を拾い続け、撃つ。

痴女および性にすら真摯な女の子ゆえの側(がわ)に勝利をもたらさなければいけないと思っている。

 

ただ――これで勝手に矢面に立って、勝利をもたらしたとしても、

対峙している男性たちからは矢を放たれ、背にして守っているはずの女性たちからは、肩から背骨にかけて切り落とされる可能性もある。

つくづくノワールなのである。

 

自分を卑下しながら「いやいや、こんな底辺の人間なんで…」と下に構えれば、「自虐のユーモアはもう遅い」と言われそうだし、

かといって「世の男性にはできないこと(プレイ)をして、世の女性を幸せにしています!」と胸を張れば、「男娼風情がでかい顔するな!」とお叱りを受けそうだし――

今さら、帰る場所など無いのかもしれない……と意識を虚脱させながら、木枯らしに吹かれている。

 

綺麗な前髪の分け方を覚えたおかげで、景色は鮮明である。

高解像度で見えてしまう、自分の景色。

4K。

4Kで見えるとなれば、ライバルは『National Geographic』にしたいと思う。

 

これは一人の力では到底勝てない。

どんな野生的な形でもいいので、ぜひこの文章に気づいてくれた君に協力してほしいと願います。

 

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@miki_mantendo

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第58回『実樹の禁断賞状💮』

10/25 23:10 更新

第58回『実樹の禁断賞状💮』

2025年10月25日。

 

まずはこちらをご覧ください。

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割愛して文字起こし。

 

 

今回のラブホにおいて、またしても部屋の有線放送の有無で、失敗になり。

当ホテルでも、有線放送(USEN440ch音楽放送システム)が無くなったため聴けなくなり、あまりにも辛く、ガッカリで。

USENは「D−17 演歌名曲選インスト」しか聴けず、大物歌手の歌が入らない[スタジオUSENによるインスト演奏]なので、かなり楽しみにしてたのに、つまらないホテル滞在になった――。

他の複数のラブホでも部屋に有線放送が無く、今回は例の演歌インストしか聴けないつまらなさに陥り、糞残念…。

仕方なく部屋でiPhoneの「スマホUSEN」の「演歌でギター」を演歌インスト代わりに聴くことになった…。

 

 

と、とてつもない有線への執着…。

若干、なにいってるかわからんくらい…。

 

この方ほどの有線ファンではありませんが、ラブホテルという退廃的で心地の良い空間を、どこかノスタルジックに演出してくれる有線チャンネルが僕も大好きです。

決して音質が良いとは言えないスピーカーからこだまするムーディーなBGMは、僕らを異質な領域へ運んでくれます。

 

ただし、それもチャンネル選択をミスってしまったら、ムード台無し!

リピートは止まり、剥がされ、店にはクレーム!

内勤さんからの信用は失い、焦って配信したキャスも失言を繰り返し炎上!――死刑!

そんな最悪の事態を招くこともあるでしょう。

 

有線のチャンネルは500以上あります。

その種類は、最新の邦楽・洋楽ヒット曲から超マニアックな環境音まで、様々です。

 

これだけのチャンネルが揃っていれば、もちろん“ラブホテル向きのモノ”と“ラブホテルで流すには向いていないモノ”がございます。

 

今回の日記では、女風の様々なシチュエーションに合わせて、

これを流しておけば間違いない!という【ジョフジョフ・チャンネル】(※女風ジョイフルの略)と、

これを流してしまったらムードも糞もない!という【バッジョ・チャンネル】(※バッド女風の略)を、

抜粋してお伝えしてまいります。

 

有線チャンネルなんて、なんとなく雰囲気に合うてたらええねん!

誰かの永久保存版になっとったら最高やで!

 

 

【ジョフジョフ・チャンネル 一覧】

 

~初めまして・カウンセリングの時に使える~

[C01 季節のJ-POPベスト・セレクション]

春・夏・秋・冬、それぞれの季節に合ったJ-POPナンバーを。

⇒季節のソングを皮切りに共通の話題で盛り上がったりできるかも!?

 

[C50 ネオ・シティポップ]

都会派な空間を演出する、現代版のシティポップをセレクト。

⇒二人の雰囲気を底上げしてくれる。田舎でもOK。

 

[B85 Electronic Beats for Fashion]

流行とBGM性を兼ねた選曲で、海外のアパレルのような空間を演出。

⇒海外のアパレルのような空間は間違いないて。ムダに横文字を乱用しよう!

 

~アロマオイルマッサージ・フェザータッチの際に適格~

[C19 ヒーリングミュージック ~癒し音楽~]

ヒーリング・ミュージックの創始者 宮下富実夫の音楽を集めて。

⇒とにかく本物のリラクゼーションのように演出。異性として刺さってる感じが無かったら、必死にマッサージをやるしかないから本格的なヒーリングBGMを。

 

[D56 自然音 ~森林浴~]

優しい自然音で都会の喧騒から離れたリラクシンな空間を演出。

⇒個人的にはヒーリングミュージックよりも環境音の方が好き。森にいるミニコントもできる。クマが出た!とか!

 

[J07 どんぐりの森のメロディ]

スタジオジブリ作品から生まれた楽曲をお送りします。

⇒ジブリの音楽を流すのもリラックス効果あり。「好きなジブリ作品はなに?」と盛り上がることもできる。「なんだかんだトトロ」と言っておけば間違いない。男子は好きだが女子は興味ないのが「紅の豚」、女子は好きだが男子はほぼ見てないのが「ハウル」。これは覚えておいて。

 

~エロスを盛り上げるスパイスミュージック~

[A37 ジャズ・ステーション]

T.P.O.に合わせてインストゥルメンタル・ジャズを選曲。

⇒ジャズは間違いない。タモリさんも言ってた。

 

[D04 HOUSE MUSIC(125bpm)]

125bpmで統一されたHOUSE~LOUNGEを。

⇒個人的にはこのBPM固定のインストが超おすすめ。リズム隊があると性感のクオリティが間違いなく上がる。一定のリズムで刺激できる強みがある。

 

[K17 ロッキーのテーマ]

ファイティング・ミュージックの元祖「ロッキーのテーマ」のみを。

⇒責めすぎてヒーヒー言ってる時にこれを流して気合を入れよう。絶対にイケるところまでイクという強い気持ちが芽生えるはず。

 

~特殊なシチュエーションのパターン~

[J39 Happy Birthday!]

誕生日パーティーをハッピーに、楽しく演出!

⇒はじめましてからの「実は今日、誕生日で…」はよくあるので、抜かりなく。

 

[J17 バリ・ヒーリング ~神々の島の癒し~]

バリ島の癒しをイメージして、民族楽器の演奏をお送りします。

⇒バリアンにいるならこれ一択。

 

[K07 Mrs. GREEN APPLE]

24時間、Mrs. GREEN APPLEの楽曲をお届け。

⇒ジャムズが来たらこれをかけておけば、いつだって大丈夫。

 

 

【バッジョ・チャンネル 一覧】

 

~気になって集中できない~

[A52 最新☆TV&CINEMA]

ドラマや映画の主題歌、CM曲など、最新タイアップ曲を放送。

⇒「あれ?この作品、何の主題歌だっけ…?」が発生するからダメ。

 

[C40 カヴァー・ソングス]

幅広い世代に受け入れられている名曲のカヴァーをお送りします。

⇒知っている曲なのに、違う人が歌っている気持ち悪さがもうダメ。

 

[C73 情熱大陸(Violin&Piano ver.)]

ポジティヴな感情が沸き上がる「情熱大陸」のテーマ曲をお届け。

⇒一瞬イントロで普通のジャズかと思わせといて、葉加瀬が奏で始めたら絶対に笑ってしまう。職人気質のセラピストの場合はワンチャン施術のクオリティが上がるかもしれない。

 

~ちょっとでもかかったら萎えそう~

[I49 般若心経]

多くの宗派で読まれるお経『般若心経』を24時間繰り返し放送。

⇒木魚と間違えてお尻を叩いてしまったら地獄。

 

[I42 ラジオ体操第2]

健康な1日の始まりに最適!5分毎に「ラジオ体操第2」を放送。

⇒健康には良いので施術の前にほぐす意味ではアリかも。

 

[J53 羊の数]

聴く人を夢の世界に導く…眠れぬ夜のためのチャンネル。

⇒寝てしまう。

 

~マニアックすぎる~

[B53 大漁☆演歌名曲選]

漁港や漁をテーマにした「漁師演歌」を厳選。

⇒漁港と漁師!めでたさはあるので、沢山イッたお祝いの意味で流すのはアリ…いやナシ!

 

[D22 軍艦マーチ]

パチンコ店の定番曲「軍艦マーチ」のみを24時間繰り返し放送。

⇒イキそうなことを「リーチ」と伝えるユーモアが二人の間にあればいいが、基本はハズレだろう。

 

[A42 石原裕次郎]

石原裕次郎の歌をたっぷり楽しめる、裕次郎専門チャンネル。

⇒太陽に吠えたい時は良いかも知れないが…。

 

[B46 自然音 ~笹の音~]

笹の葉擦れの音を絶え間なくお送りする自然音チャンネル。

⇒笹の葉の擦れオンリーに需要があるのが驚き。

 

[H76 自然音 ~水滴~]

水の滴る音を絶え間なくお送りする自然音チャンネル。

⇒ポチャンポチャン延々と聞かされたら気が狂いそう。

 

~外国の曲とはいえ…~

[D31 インド・ポップス]

インドの映画音楽を中心に最新インド・ポップスを集めて。

⇒ラブホでナトゥを踊る訳にはいかない。唐突に流したら本家ボリウッド映画のような演出になり若干ウケそう。

 

[H20 ネパール・ポップス]

新旧のネパール・ポップスをセレクトしてお送りします。

⇒馴染みが無さすぎる。新と旧の違いに気づく自信がない。

 

[K46 哀愁のアルゼンチン・タンゴ]

アルゼンチン・タンゴの黄金時代から哀愁の名曲を集めて。

⇒日本人はアルゼンチン・タンゴを聞いて哀愁を感じることができるのだろうか…。

 

 

雰囲気作りは五感全てで作る物だと思うので、

君のお耳のことも真剣に考えて、

高度な空間演出を体得したいと思います。

 

ちなみに、有線放送サービスを提供する株式会社USENは、日本のラブホテルカルチャーにおいての超重要企業です。

なぜなのかは、お会いできた時に直接ご質問してくれると嬉しいです。

 

有線のチャンネルを合わせる前に、

まずは君のチャンネルに周波数を合わせようと思います~!

またね~。

 

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【"解禁"のお知らせ】

10/19 20:32 更新

 

【お知らせ】

 

 

4年間避けてきた[ダブルセラピストコース]を解禁いたします⛓️⭐️

(プロフィール欄の表示も[×]から[◎]へ変更されています)

 

店舗としても、以前より[セラピスト同士の協調]を推進する方針となった風潮を受け、まずは基本的な協力体制である[ダブルセラピストコース]を取り入れることにいたしました。

 

これまで避けてきた主な理由は、

{人見知り(お客様)}×{人見知り(ピ)}の掛け算に動揺せず、良いパフォーマンスを捻出する自信がなかったからでした。

 

入店から4年。

今では、自分の色をしっかりと持ち出せるようになり、僕らしい刺激のある2人体制での施術をお届けできると感じています。

 

また、相棒(バディ)として同席するブラザー(セラピスト)には、プレイを通して、マスターズクラスに至るまでに培ってきた経験や知識の中で、継承できるものがあれば、惜しみなくお伝えしていきたいと思います。

 

ダブルセラピストコースを希望されるお客様の中に込められた

「一度は経験してみたい…」という類まれなる性的好奇心に、

「こういうことか…!」と決着をつけられるよう、出来る限りの準備をして臨みます🔥

 

“国内では手に入らないようなラグジュアリーアイテム”なども持ち込めますので、既に一途に一人のセラピストを推している方も、余興としてぜひ呼んでください🪭🎶

 

これからのご予約をご検討の際には、従来よりも少し広い解釈で“フェチズム”を楽しんでいただければ幸いです🧠⚡️

 

本指名のお客様方には、強い意志で取り決めた新たな挑戦を、あたたかく見守っていただければと思います👁️👁️

 

人肌が旬を迎える季節になりました。

今節も皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。

 

🌸性春謳歌🌸

実樹

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第57回『実樹の禁断賞状💮』

10/12 21:53 更新

第57回『実樹の禁断賞状💮』

2025年10月12日。

 

まだ動悸が激しい。

 

アニメと映画を待ちきれずに注文した『ハイキュー!!』全巻セットが届いた。

動悸が激しくなったのはこれだけじゃない。

同じ日に僕が人生で初めて女性の裸を見た雑誌を、古本屋で見つけてしまったのだ。

 

アメリカンだった父さんは大型バイクのハーレーダビッドソンを乗り回していた。

そんな父さんが集めていた「VIBES(バイブス)」というハーレー専門誌。

表紙をセクシー女優さんがバイクに跨ったグラビアで飾っていて、袋とじを開けると……フルヌードだった。

もう全部見れる、全部出てる。

 

その雑誌の袋とじで初めて女性の裸を見た時、僕はびっくりした。

女性なのに股が黒い。

僕は勝手に、男性にしか生えないと思っていた。

大人の男にしか生えないと思っていた「陰毛」が……女性にも生えている。

衝撃だった。

性衝動のイナズマ(Vライン)。

あのズマズマズマズッマイナズマを走らせたあの雑誌が、目の前にある……。

 

でも今日はハイキューが届いた日。

僕の中でハイキューって、久しぶりに胸に吹いた爽やかな青春の風で、それをあの思い出で汚すのに躊躇した。

女風セラピストという煩悩の垢まみれの心身を、少しずつ浄化させていこうとしているところだ。

 

「思い出なんかいらん」

 

稲荷崎高校のスローガンがこだまする。

忘れよう……なるべく見ないようにして、目を瞑って古本屋を出ようとした時、瞼の裏にあの文字が浮かんだ。

 

「繋げ」

 

音駒のスローガン。

背中の後ろで黒尾さんが腕を組んで笑っている気がする。

 

回れ右をした。雑誌を手に取る。

父さんの部屋に忍び込んでは、押し入れに潜り、気が狂ったように数年分のアーカイブの袋とじを切り取っていたあの頃を思い出した。

汗だくになって袋とじを切り続けたあの日。

ケロケロケロッピーのカバンにパンッパンに詰め込み続けたフルヌードは、桃のようにどんぶらこと川に流れることになるのだけど……。

 

しなった表紙の手触りは、確かにあの時、自分の頭を支配していた性衝動を思わせるものだった。

 

そして、それは僕にとっては幼い頃の美しい世界でした。

 

「VIBES」今あるんかな?と思ってググったら、僕が知らないだけで、バイブスはずーっとハーレーを特集していたし、ずーっと表紙はバイクに跨ったセクシー女優さんのグラビアのようだった。

 

最新号のキャッチコピーは「馬鹿であれ STAY GOLD」だった。

自分の行動を見透かされたようで、それはちょっと嫌だった。

ホモソーシャルのカルチャーのど真ん中に感銘を受けるのは屈辱だけど、古本屋で出逢った昔のバイブスは、この僕にとって正に[輝き続けているモノ]だった。

 

黒尾さんに背中を押されて買ったこの古いバイブス。

なんと袋とじが空いていない。

僕はこのまま袋とじを閉じたままにしておこうと思う。

実家のバイブスの袋とじは全て開いているどころか切り取られている。

もちろん全部見た。

模写したこともある。

 

だから僕はこの袋とじの中身を知っている。

でも、この袋とじの中身は永遠に知ることのできないものかもしれないとも理解している。

 

幼い頃の僕は、女性の股に毛が生えているだけでびっくりしていたけど、「そんなの序の口だよ」と教えてあげたい。

 

いや、それだとビビっちゃうか。

 

青春と性春が重なったこの日は、ホイップクリームとカスタードクリームが入ったダブルシュークリームみたいだなと思った。

 

まだ胃もたれしています。

 

バイブス、今度キャスで見せるね。

 

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第56回『実樹の禁断賞状💮』

10/11 10:44 更新

第56回『実樹の禁断賞状💮』

 

2025年10月10日。

先走って衣替えしていた秋服がようやく活きるようになりました👔🍁

 

夜は寒いくらいです🥶

皆さん、体調お気をつけて🙏

 

久しぶりにこの挨拶を!

 

平日お仕事だった皆さま、1週間お疲れさまでした〜💮✨

しごとの「し」どころか「ご」の濁点まで全部忘れて、ゆっくり休まれてください〜🫠

秋は美味しいものもたくさんあって、面白いことも実ってるよ🍎

 

週末もお仕事の皆さま、静かな殺意で目の前を駆逐してください🔪🩸

心配なんて何もいらないから、いざとなったら全て葬れば大丈夫なんだから👻

堂々と秋風を切って、街を歩いてください🚶‍♀️🎶

 

さて、皆さん。

女風のSNSといえば基本はXになりますが、センセーショナルな話題が続いているように思えます。

 

僕は「女風ってどんなところだろう…」と気になった方が、まずは大手Hのイケメンセラピストに、次に大手Mの気が狂ったようなお店からのセラピスト紹介文に辿り着いてほしいところですが、もしかしたら暗い・危険な部分に初めに触れてしまって、利用する気をなくされてしまうような――そんな方がいるかもしれません。

 

どことなく、リテラシーがイカす方が利用を控えるような風潮になっているのが気になります。

 

僕の思う“リテラシーがイカす方”というのは、気が落ち込んだ時に「インターネッツに溢れる当たり障りない優しいポエム」に癒されるのではなく、

気が落ち込んだ時に「血が噴き出すスプラッター映画」を観たり、

「気が済むまで一つの食べ物を爆食」したり、

「もう何回見たか分からないYouTubeの切り取り動画で異常に笑い続ける」ような方です。

 

手段を選ばず、時に“軽めの自暴自棄”のような凶行に見えようが、迷わずひた走る方。

僕はそういう方をこう捉えています。

 

自分のことを癒せるのは自分だけだと気づいている方。

 

大好きです。

 

そういう人間は喰い物にされることを嫌うでしょう?

僕はきちんと、利用する女性の方が「喰える」「喰っている」部分があると思います。

女風というカルチャーは、ちゃんと女性が喰えます。

だから、おなか一杯空かせて、飢えて飢えて飢えて、会いに来てほしいものです。

 

もちろんスラム街なので、お気をつけて。

君の選んだセラピストが、女風という世界の頼もしい案内人であり、守ってくれる騎士(ナイト)だといいね。

 

僕自身の話でしかないのですが、セラピスト活動を続けていると、酷い男性・酷いセラピストの話はお客様の口から聞くことがあるし、目の前で涙を流されることもしばしばです。

特に、相手のことが好きだったり、愛が芽生えていれば、その分だけズタボロになっている印象があります。

 

でも、そういう人を心配して「そんな男やめた方がいいよ」と助言したり、「辛いよね、分かるよ」と共感してあげても、マジで意味がない場合が多い。

意味ないよね?意味ないでしょ?

 

僕がわざわざ書くまでもなく、女性の方がよっぽど理解しているかもしれません。

友達がそういった相談をしてきたとしても、いかに自分が無力なのか理解している女性は、その子が「見捨てられていない」と感じる程度に相手をして、最終的には“放っておく”を選択するでしょう。

 

男性は女性に比べて、男性同士で悩みの共有などを行う風習は少ないため、優しい人ほど、自分の意見を持ち“無害”という立場で世話を焼こうとしてしまいます。

 

世の中に“絶対”は無い。

どんなプロセスも常軌を逸すればとんでもないミラクルを起こすことがある。

だから、とんでもない世話焼きを実行できれば、奇跡的にその相談相手を救うことができるかもしれない。

 

でも、正しいし優しいけど、別に好きではない相手からの世話焼きの温度には限界があります。

意中の相手に対する「愛情」と「恐怖」でミチミチになっている脳内を焼き払うには至らない。

そして、焼いたその“世話”が的確だとは限らない。

 

ヘッドホンをつけた人が自分の声のボリュームを調整できなくて声が大きすぎる時があるとするでしょう。

“声量バカ”になっているその人に「声が大きすぎるよ」と注意する人と、「ヘッドホン外したら?」と注意する人がいるとします。

 

どちらも正しいと思う。

 

ですが、前者の「声が大きすぎるよ」の“声が大きくなってるから気をつけてね”という意味に対し、

後者の「ヘッドホン外したら?」はその人の“生活習慣を変えたら?”になっている訳です。

 

人は自分のミスを改善する助言には素直に聞けるかもしれないけど、

自分の習慣=ルールを変えるような進言には抵抗が生まれてしまうし、どこか苛立ちを覚えてしまうものです。

 

僕は前者も後者も正しい意見だと思うし、何ら間違っていないと思うけど、

的確なのはどちらかと聞かれれば、相手のルールの中で改善を目指す前者だと思います。

 

相手の世話を焼いて救う、相手に助言して変化を求める。

それはとても難しいことです。

 

なので、“放っておく”。

とても正しい選択だと思います。

 

相談してきた相手と元凶の男性のことは関係なく、

自分から見たその子の素晴らしいところ、共有している楽しい思い出という人生の成功体験、

そして何より、その子のことが「大好き」ってことを伝える。

 

そうやって出来る限り自己肯定感を上げて、放っておくことが、明るい兆しを導く一つの強力な方法だと思います。

 

そして、“放っておく(出来る限り自己肯定感を上げて)”以外にもう一つ、有効な方法を僕は知っています。

 

それは――「刺激」です。

 

僕は「辛い」「しんどい」と嘆きつつ、酷い男性・酷いセラピストから離れられない女性は、

その男性と過ごすあいだに生まれる「喜怒哀楽」「愛情」「恐怖」――それらがもたらす“刺激”に憑りつかれている状態だと捉えます。

 

彼にしか生めない感情=刺激がある。

じゃあ、それに代わる刺激を得ればいいと思います。

 

世界には素晴らしく面白い“もの”で溢れています。

文化、芸術、食物、性快楽…音楽、映画、舞台などの危険の少ないカルチャー。

食べれば太るけど、運動も好きになれたら最高。

ラブホや女風はちょっと危険だけど、逝くか死ぬかの瀬戸際で目覚める本能は、自己認識の大部分を変えるかも。

 

自分の刺激は「その男だけじゃない」と世界を広げるために、その場所から連れ出す。

 

毒には毒を。

 

本当に献身的になれるなら、自分が代わりに憎まれるようなことになっても良いと思う。

「コードギアス ルルーシュ」でググってください。

 

手段を選ばず、脳内の細胞奪い合い“刺激バトル”。

 

“放っておく”のが性分ではないアグレッシブな人は、理性的な正論ではなく、“刺激バトル”で挑み勝負するのが良いと思います。

 

人それぞれに考え方や価値観があるのは大前提で、どんな形になっても、どんな結果を招いても、

誰かのためになろうと尽力する人は素晴らしいと思います。

 

「めんどくさいな〜」って、無関心なままでいる人は非常にクレバーだけど、もったいないとも言える。

いろんな味の“人間の面白さ”を知っていると、広く楽しめると思うので、

本を読んだり、人と話して、全員強制参加の【人間社会】というオープンワールドを存分に満喫してほしいと思います。

 

求められてもねぇですが、女風の世界の片隅に、僕のやり方を置いておきます。

 

まー僕が"元凶"の場合もあるかも知れないしねー😈

 

どうにか踏ん張って『血の池地獄行き』の切符を獲得するので、

間違って地獄に堕ちてしまった皆さまは、

温泉みたいな血の池で軽く一杯やりましょう🍶🩸♨️

 

女風界隈の破滅への予防法は女性同士で育つものだと思いますが、僕からも一視点。

 

兼業設定のセラピストで「良い会社に勤めてる」と自慢していて、

「バレたらクビなんだよね〜」とか言っちゃってるセラピスト。

表の道でも優秀だというタイプの人。

 

そんな人を「私が推してるセラピさんは本業も頑張ってて、すごくて、そこが好き」とか言いがちだけど。

 

副業禁止の良い会社にも関わらず、女風セラピストをやっているような人間は、

身近な人間=会社の人々を裏切っているわけだから、例外問わず――

 

ロクなヤツはいない。

 

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第55回『実樹の禁断賞状💮』

10/08 22:01 更新

第55回『実樹の禁断賞状💮』

 

2025年10月8日。

NewJeansのプロデューサーであるミン・ヒジンさんのInstagramが復活しました!

わーい🙌

再始動の兆しなのかなぁ💭

 

僕がNewJeansにハマったのはミン・ヒジンさんがきっかけです🧢

 

ミン・ヒジンさんが代表を務めていたADORの親会社HYBEに対する発狂記者会見。

 

公の場とは思えないほどの汚い言葉の羅列でまくし立てる様子をニュース映像で見て(韓国の芸能界も激しいなぁ。ちょっと面白い)と思って、それから(この人がプロデュースするK-POPアイドルはどんなグループなんだろう?💭)と興味が湧き、ニュジを調べました。

 

それまでK-POPの類いはほとんど聴いたことがなくて、耳にしても深掘りしたりしたことはなかったので、初めてニュジを聴いた時は衝撃でした!

 

楽曲、コンセプト、パフォーマンス、すべて良すぎる…。

 

そして、何回繰り返して聴いても飽きないその新しい音楽たちは、“グループの名前には『ジーンズのように日々愛用され、時代を超えて愛されるアイコンになる』という願いと、『New Genes(新しい世代・新しい遺伝子)』という二つの意味が込められている”というコンセプト通りに、生活に根付くものでした。

 

特に「OMG」「Hype Boy」「Super Shy」が好きで、アイドルの歌う【恋にまつわる歌=ラブソング】なのに、歌詞がキモくないっていうのが堪らなく心地よかった。

(「僕」って言わされてる48系のラブソングとか苦手だった)

 

そんなNewJeansが日本でLIVEを行う時に、バックバンドとして招聘されていたのが…

Gt. 磯貝一樹(SANABAGUN.)、Key. 大樋祐大(SANABAGUN.)、Ba. 新井和輝(King Gnu)、Dr. Soy(AI、向井太一 etc…)のサポートメンバーでした。

 

King Gnuの名前は皆さん聴いたことがあると思うのですが、注目すべきはSANABAGUN.(サナバガン)の方で…。

サナバは日本の8人組ジャズ/ヒップホップバンドで、2024年に活動を休止しています。

※SANABAGUN.のボーカルの高岩遼はソロで最近アルバムを出しているので、ぜひ聴いてみてください!色気ヤバいので。藤井風が好きなら好きかもです。

 

僕はサナバがめちゃくちゃ好きで、突如の活動休止の発表に悲しんでいる中、まさかK-POPアイドルのNewJeansのサポートメンバーとして彼らの演奏に触れることになるとは…。

この選出には大人の事情やしがらみに囚われない、何にも縛られない、ただ純粋に“原始的な音楽の力を信じている”ような意思を感じました。

 

尊い。

 

藤井風のニューアルバム『Prema』は、NewJeansを手がけたプロデューサー・250(イオゴン)が全曲プロデュースしたことも話題となっています。

 

好きなものがすべて繋がってくる。

AirPodsやアレクサがもたらしてくれる音楽の時間は、僕の息を整えてくれます。

 

そんな、自分の現在の“喜びの一つ”の始まりが…まさかあのミン・ヒジンの発狂記者会見、だとは…。

 

何がきっかけで大いなるモノに繋がるのか、本当にわからないですよね。

 

一体、何人の人間が読んでくれているのか。

どれだけの方が興味を示してくれているのか。

 

何もわからないままでも、こうして自分の考えや信じるものを書き綴っているのは。

 

もしかしたら、どこかの誰かが気づいてくれて、その人の息を整える要素の一つになれるかもしれないから。

 

僕を見たり、僕の声を聴いたり、僕の頭を覗くことで、君が落ち着いてリラックスしてくれたなら。

それで幸せ、です✌️

 

僕はこの女風の界隈の下で、萬天堂でセラピスト活動する上で、

「根源的な役割に徹底すること」を大事に見ています。

 

僕の思う根源的な役割は、音楽の力で癒すのではなく、

誰しもが抱く可能性のある“性的好奇心”に直撃すること。

 

自分の役割を理解しながら、僕は僕のやり方で、愛されるアイコンになれるよう、頑張ろうと思います。

 

大口叩きながらスケジュールはガラガラなので、ご予約よろしくお願いいたします😇w

 

時折、Xからお問い合わせメッセージをくれる皆さま。

顔と声や性格が浮かばない人と、上手に会話して予約までモチベーションを上げるのがマジでヘタクソで…。

大抵、うまくいかず、本当にごめんなさい。

 

どなたからでも大歓迎🪬✨

 

楽しみにお待ちしてます☺️

 

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