AIを使うと実力がつかないんじゃないか、
オリジナリティを出せないんじゃないか。
そんな不安を抱えていないでしょうか。
自分の好きなスタイルを見つけて研究すること。そして自分の「ものがたり」を表現する こと。
この2つを意識することで、AIを使いながらオリジナリティを出せますよ!
はじめに
今回は、AIを使うことに戸惑いがあった僕が、AIを使ってオリジナリティのある文章を書けるようになった経験をお話したいと思います。
自分にはAIを使いこなせない。
実力がつかない。
オリジナリティが出せない。
そんな風に思っていました。
しかし使っていくうちに、その不安は自信へと変わっていきました。
AIを活用しながらでも、書く力は身につくし、オリジナリティも発揮できます。
ぜひリラックスしてお読みください。
横文字。ヨクワカラナイ。
僕はITに疎いです。
どうも横文字が苦手らしく
「パープレキシティ」
という言葉を覚えるのにも、ずいぶんと時間がかかりました。
なので
文章作成するならChatGPTがオススメだよ!
プロンプトを入力するだけでいいよ!
と言われても、まず
「プロンプト」
という言葉がわからない。
なにか難しい…
呪文のような言葉でも入れるかな?…
そんな風に思っていました。
AIはITに詳しい人が使うもの。
自分には使いこなせない。
そんな思い込みがあったので
「おすすめプロンプト3選!」
なんてタイトルの記事をみては
「僕には無理です〜💦」
と言って逃げ回っていたのです…。
実力の限界
AIを使いこなすまでには時間がかかりそう。
それよりも、今は文章を書けるようになりたい!
文章能力を身につける方が先だ!
そう思い、AIに頼ることなく、記事を作成する日々が続きました。
しかし…。
もともと文章を書くのが苦手な僕は、
何日たっても記事を完成させることができず、時間を浪費するばかりでした。
副業をやるにあたって、まずは量をこなすことが大事なのに、まったく量を増やすことができずにいたのです。
このままではダメだ。
僕は優先順位を間違えていたことに気づきました。
文章能力を身につける前に、まずはAIの力を頼って、量をこなすことを優先しよう!
そう思いました。
実際にChatGPTを使ってみた
こうして、僕は文章作成にChatGPTを活用する決意をしました。
この時、かろうじて
「perplexityを使って検索する」
ことは出来るようになっていました。
しかしChatGPTは検索ツールではなく、何か指示を与えないといけないらしい。
でもまったく「指示の出し方」がわからない。
こんなときはYouTubeを参考にChatGPTに指示(プロンプト)を出してみることにしました。
すると…。
ビックリを通り越して恐ろしいくらい簡単に
記事が書けてしまいました。
1週間かかっても完成しなかった僕の記事が、なんと5分で完成してしまった…。
あの衝撃は忘れられません。
自分の能力を鍛えられないという恐怖
少ない労力であっという間に出来てしまった
記事。
ひと通り読んでも、さほど違和感も感じない。
もうこのまま投稿してもいけるんじゃないかという完成度でした。
でも、やはり戸惑いがありました。
「これは僕の実力じゃない」
そう思ったんです。
僕は必要な情報を与えただけで、構成も文章も考えていない。
AIを使っていたら、文章を書けるようにならないんじゃないか。
誰にでも書けるような、無機質で面白みのない文章しか書けないんじゃないか
そんな不安がよぎりました。
記事は完成したというのに、私の心には達成感が少しもなかったのです。
最初は量をこなすと覚悟を決める
このまま投稿しても良いのか迷いました。
やはり自分である程度書けるようになってから、AIを補助的に使うべきではないか…。
しかし、やはり量が大事と考えなおしました。
書き上げないことには0点です。
それなら、まずはAIの力を借りて
40点とろう。
80点目指すのはそれからだ。
AIを使いながらでも、文章能力は身につくし、オリジナリティも出していける。
そう信じて、投稿を続けていくことにしました。
AI × オリジナリティ
初めの頃は、ほとんどAIに文章を作ってもらい、そこに少し自分の言葉を加える程度
でした。
それでもある程度書けるようになってきたと
思えたのですが、読み返しても、
どうにも面白みがなく、
心に響いてこなかったんです。
どうやって文章を書く能力を上げていくか?
オリジナリティを出していけるか?
この2つの課題をクリアする必要がありました。
書く能力を上げる工夫
まず、たくさん本やブログを見るようにしました。
どんな書き方が心に響くか、探そうと思ったのです。
すると
「この人の書き方好きだな」
と思える記事に出会えました。
その人は
「ものがたり」を大切にしている人でした。
自分はどんな人間か。何に困っているのか。
どうしてこの考えに行きついたのか。
自分の「ものがたり」を語ることで、
読む相手が「自分と重ねられる」ように工夫していました。
シンプルに箇条書きされた文章は読みやすいかもしれない。
しかし情報をただ並べるだけでは「自分にどう当てはまるか」判断がしづらいのです。
「ものがたり」を語ることで、その内容が自分の悩みや生活にどうハマるのかを、読者が上手く想像できる仕組みになっていました。
その人の書く記事は1万文字と長文でした。
でもその「ものがたり」に引き込まれて、離脱することなく一気に読んでしまったのです。
その見せ方の上手さに感動しました。
私もこの人のような文章が書きたい!
そう思い、その人の書いた記事をたくさん読み、自分のなかに落とし込んでいきました。
言葉の言い回し、1文の長さ、漢字とひらがなの使い分け…。
好きな人の文章を研究することで、だんだんと文章力がついてきたと感じました。
オリジナリティを出す工夫
好きな文章を研究することで、オリジナリティは「ものがたり」を書くことで生み出せるとわかりました。
自分が何を思い、苦しみ、努力したか。
どんなことに感動を覚え、涙したか。
その人にしか語れないオリジナリティのある文章は
「僕にもそんな経験あったな」
「自分の生活に取り入れられそうだな」
と、読む人が「自分の生活にどうハマるのか」を想像できる、魅力的な記事になるのだと思います。
そういった自身の体験談を語ることで、無機質な情報に「ものがたり」が生まれる。
僕はその「ものがたり」を大事に、記事を書くよう努力していきました。
AI活用の変化
そうして好きな文章を研究し、ものがたりを書く意識をもつことで、ChatGPTの使い方も工夫できるようになりました。
ChatGPTにインタビュー形式で質問してもらい、自分の本音を引き出す。
質問の答えには、具体的な体験談を書いて、読む人が「自分のこと」と感じられる文章づくりを意識する。
親しみやすくするため、「構成はコラム風にしてください」と指示を出す。
読んでは書いて…。
繰り返していくうちに、文章を書く力がだんだんと身についてきたと感じます。
ChatGPTが作り出した文章を、自分の「ものがたり」として表現できるようになってきたのです。
好きな文章を研究する。
自分の「ものがたり」を書く。
その手助けとして
AIに自分の考えを引き出してもらい、文章の流れを一緒に考える。
試行錯誤し、量をこなすことで、私はAIを使いながら、オリジナリティを出す方法を見つけることができました。
おわりに
AIを使うことに、最初は戸惑いや不安があるかもしれません。
しかし、まずは始めてみてほしい。
AIを使って量をこなしていくこと。
試行錯誤を繰り返し、自分らしさを見つけていくこと。
そうすることで、最初に感じた戸惑いや不安は自信へと変わっていきます。
AIを使うことはラクをすることだと、否定的に思う必要もありません。
AIにどんなプロンプトを入れたらいいか、魅力的な文章にするにはどうすればいいか…。
悩んで、行動して、作り上げていくこと。
それは立派な努力であり、誇れる成果です。
何かを生み出そうとするとき
感情があふれ、頭の中がぐちゃぐちゃになるときがある。
そんな時でも、AIがあなたの考えをまとめ、よい方向に導いてくれます。
ぜひ、AIを使いながら、あなたにしか作り出せない表現を見つけ出してください。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。