音の降る街
雨に影が光る
風に溶けた色が
渦の中で広がる
霧が舞って
雲が千切れるように
流れている
振子と
空間のあいだ
灯火が
粒子に変わる
柔らかい息の気配が
頬の上でほどける
天使の笑い声
オレンジの中で溶けて
静かに
落ちていく
思い出に沈むソファ
波のような感触
視線はスクリーンを泳いで
時間を漂っている
遠くの空
龍の棲む雲
木に落ちる光が
雨に滑る車輪に残る
後戻りできない夜
それでも
自由は止まらない
熱の中で
形を変えながら
音楽を鳴らしている


















































































