
世界の皆さん、こんにちは🌎
夜のコンビニは、
目的がなくても入っていい場所だと思う。
何かを買うわけでもなく、
誰かに会うわけでもないのに、
あの明るさだけが、
静かに迎えてくれる。
昼間は気づかなかったことが、
夜になると急に輪郭を持つ。
自分の疲れとか、
考えすぎた言葉とか。
バーナードは入口の自動ドアを見て、
「ここはいつも起きてるね」と言った。
「うん、
眠らなくてもいい場所なんだよ」
そう答えると、
彼は少し安心した顔をした。
夜のコンビニは、
急がなくていい人のための灯りだ。
立ち止まっても、
迷っていても、
ちゃんと居場所として存在してくれる。
何も変わらない夜でも、
レジの光を見ていると、
また一歩くらいは
進めそうな気がする。
今夜も、
必要なものだけを手に取って、
静かに外へ出る。
世界






































