「カルアミルクとあなた」
甘い香りが、ふわりと立ちのぼり
彼女の無邪気さと、大人の影が
ひとつに溶け合う。
ミルクの柔らかさに隠れるコーヒーリキュールの、ほのかな苦みは、まるで彼女が抱える
“秘密”のようで、まだ触れない距離感のなかに
静かな、官能を落としていく…
「この甘さを決めるのは、砂糖でもなく
ミルクでもなく、隣で、そのとろける
一口を一緒に味わってくれる、
あなたですよ❤︎」
そう囁くと、キザに決めながらも、
ズボンの中におわす主が、しっかりとカタチを
主張し、松茸のつゆが下着の中で、
絹の様にキラキラと…
すると、彼女はゆっくりとストローを
唇へ運び、その軽い吸い込みの音だけで
胸の奥が甘く満たされる…
指先で氷を転がす仕草さえ、
カルアミルク以上に、私を酔わせていく。
気づけば、酔わされているのは
この甘いカクテルではなく…
“あなたの甘い柔らかな色気”そのものだった…

















































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































