
どんな子供だったの?って。
たまに聞かれるんだけど。
僕ね、
実はすっごく大人しい子供だったんだよ。
でも。 ただの「いい子」だったわけじゃなくて。
自分の中に、絶対に曲げられない。 そういう「芯」みたいなものを、ちゃんと持ってる子供だった。
普段は、何でも「いいよ」って譲れるくらい、 基本的には、すごく寛容で優しい性格だったと思うんだけど。
自分が、どうしても納得できないことを言われたら。 相手が大人だろうと、誰だろうと。
絶対に引かずに、真っ直ぐ立ち向かってたんだよね。
ただ、理不尽に反抗したかったわけじゃないんだよ。
自分が曲げられないこと。 自分が「守りたい」と思ったものを、脅かされそうになった時。 その時だけは、絶対に一歩も引かなかった。
それに、ものすごく負けず嫌いな子供で。 勉強でも、スポーツでも、女の子にモテることでも。 誰かに負けるのが、心底、気に食わなかったんだよね。
そういう本質的なところ。 大人になった今でも、全く変わっていないんだ。
普段の僕は。 貴女がどんなにわがままを言っても、聞いてあげる。 どれだけだらしなくても、全部許して、ちゃんと甘やかすでしょ?
でもね。 もし、僕が「守りたい」と思う貴女を、外の世界が傷つけるなら。 その時だけは、僕は大人げなく、本気で噛みつくよ。
僕は、絶対に誰にも負けたくないから。
貴女を幸せにして、本当の貴女を知っているのも。 絶対に、他の誰かには譲りたくないんだよね。
普段は静かで、ただ優しい人間に見えるかもしれないけど。 ほんとは誰よりも、負けず嫌いで、独占欲が強い。
そんな、少し厄介な僕の素顔。
貴女だけは。 これからも、ちゃんと受け止めてね。




















