世界の皆さん、こんにちは🌏
自宅を出て、目的地まで歩く。
都市圏であれば、その間にたくさんの道ゆく人とすれ違います。
その通りすがりにあった家の中にはそれぞれの家庭があって、オフィスには仕事をしている人がいて、脇の車道を通る車には運転している人が乗っています。
「人生でなんらかの接点を持つ人は、30,000人」という話があります。
この数字の根拠は、人間の寿命が80年弱という前提に基づいています。
1年は365日なので、日に換算すると29,200日。
仮に1日に1人の新しい出会いがあると仮定すると、約30,000日で30,000人に会うという単純計算からきているわけであります。
世界の人口が80億人を突破した今、その中のせいぜい30,000人と接点を持つということは、全体のわずか0.000375%ということになります。
もう少し「出会い」のルールをゆるくしてみましょう。
1秒に1人に出会える、と仮定します。
人生100年時代といわれている現代なので、前提も100歳まで生きるとして算出してみます。
うるう年も考慮すると、1年は365.25日。
100年は36,525日となります。
1日は24時間なので、1,440分、86,400秒。
36,525日×86,400秒なので、3,155,760,000秒となります。
ということは、1秒に1人出会うという条件で100年生きたとしたら、31億5,576万人に出会えるということになります。
すなわち、
仮に人生が100年だったとして、
1人に1秒ずつ出会ったとしても、
世界にいる全員には出会うことができないわけですね。
昨日出会った人、
今日出会う人、
明日出会うかもしれない人、
この世にいなくなってもう会えなくなってしまった人。
その一人一人があなたの人生にとってかけがえのない出会いです。
今日の出会いを
ありふれた日常のその他大勢として捉えるのか、
とてつもない確率の巡り合わせによる奇跡の出会いとして捉えるのか、
捉え方は自分次第です。
世界