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写メ日記

全129件中11~20件を表示

龍生の投稿

メビウスと暗い部屋と、雨で折れたページ

11/25 02:28 更新

丸い光が沈む少し前
落ちる線の中心で
コップの中の落ち葉が 揺れる
歩幅を追い越して
気配が 空間を描いていく

メビウスの輪が 回転して
何度でも 巡る夜
青の合図が
胸を叩いて
リズムを変えて
記憶の奥に ダイブする

ページの端を
繰り返し 指でなぞるように
思考だけが
惑星の軌道を なぞって
出口のないループが
静かに
金属の音を 鳴らしていく

点滅する街灯が
ゆらいだ影の 身長を伸ばす
ポケットのコーヒーが
指先の感触を 研ぎ澄まして
呼吸を 深く吸い込む

鏡の世界から
通り過ぎる世界を 見る
円盤のノイズが
針の先を かすめる
薔薇の匂いが
柔らかい棘になって
優しい風が 流れる

雨で折れたページ
帽子の雫が 零れ落ちる
滲むインクに
物語の先を 読んでいく
点が線を書いて
静かに
深く
身体を 前へ押した

暗い部屋の中
窓に映る 濡れた服
ステージの上に立って
クリームの輪の中で
微かな光を 拾っていく

6598

無邪気と土星の輪と、ドレミの歌

11/23 15:53 更新

物語が始まる前の街角で
無邪気が窓に映った気がして
振り返ると
音楽だけ流れている
そんな始まり方の夜

甘い匂いが漂う店の前で
行先を探して見上げた空
土星の輪っかが そっと降りてきて
光る粒子が 降りそそぐ

寄りかかった大きな木
葉から零れる声
耳をすませば
メロウな旋律が 響いて
扉を叩く リズムが震える

都会の隙間の道から
カラフルな楽器を抱えた妖精が現れて
僕の前で風船が 弾けた
浮かぶ音符
肌に やわらかく吸い込まれる

愛は語る
甘いクリーム入りのフランスパンみたいに
口の中で 滲んで
思い出を 抱きしめる

頬に残った
小さな跡
遠くの星の 合図
胸の奥に潜んだ
ミルクの匂い

裏表の窓に映る影
寄り添って 重なり合う
手を繋いで
輪っかが 繋ぐ
ひとりで泣かないように

優しい蜃気楼
今日だけは
この街の果てまで 連れて
甘い匂いのする
あの小さな灯りのほうへ

流れていた
雨の音
目から溢れた感情
静かに 溶けていく

おやすみ
知らない星の下
ドレミで 微笑んで
心の記憶に 刻まれていく

6598

雲と神殿と、欠けた月の影

11/21 01:23 更新

雲の神殿に 足を踏み入れた影
歩く振動で
空気が 揺れて
薄い夕焼けの空
連れて行く光が 溶けていく

重ねたパズルの切れ端を
指先に 少しだけ残したまま
深い森の 湖の前に立つ

夢の中の声が
吸い込む呼吸の中で 形になって
瞼に触れた温度だけ
胸の奥で 静かに灯る

窪みが 背中を叩いて
目を開いた夜
希望が 手のひらで揺れて
思い出が 光と遊ぶ

見上げた頬を 撫でる雫
雲が描いた 歩道
レンガに咲く 花が
朝日に そっと微笑む

坂道の 落ち葉を踏みしめて
鳴らした音楽が 道を照らす
欠けた月の影が
暗闇の心を 抱きしめた

鏡に映る景色の上で
柔らかい香りが 溶けて
芽吹いた心が
雲の草原に 乗る

地面を鳴らす ステップが
繋ぐ手の中の 鼓動と混ざって
静かに
深く
頭上の神殿が
流れる風の 軌道を描いて
輝いていた

6598

光りと花びらと、輝く物語

11/19 11:51 更新

深い霧の中で見上げた
濃いオレンジが沈む前の空
呼吸より先に
森の奥に置き去りにされた影が揺れる

静かなソファの上
左右に振れる時計の針
握った鼓動が温かくて
胸の上の呼吸を遠ざける

夕日の影が僕を見つめ
小さな針が刺さったまま
戦うことで紛らわせた弱さ
光と影の狭間が曖昧になる

窓の外
落ちていく光の道
沈む街で
希望で膨らんだ風船が
胸の奥で静かに弾ける

攻略ばかり探した夜
影みたいに自分がついて回る
踏み込んだペダルが
かすかに未来を照らす

体の中心に落ちる花びらが
風の中でほどけて
記憶の中の笑い声が
暗闇の端を淡く染める

走れない日も
止まれない日も
過去の自分を抱えたまま
進む鼓動だけが
握った手の中で強くなる

霧の先の音が消える時
傘の下で歩いた記憶が
胸の奥を灯して
まだ見ぬ
海の向こうへ行ける気がした

夜明け前の街を抜けて
重なる影が溶ける
孤独でも輝く物語を
ここから描いていく

6598

コーヒーと回り道と、丸い尻尾

11/17 01:57 更新

いつもより早い朝
淡い空間の中漂う光が
胸の奥で静かにほどけていく

ぬるいコーヒーの煙が
澄み渡って
眠った心をゆっくり起こし
今日の空気を満たしていく

決められた予定のようで
決めていない道の先
円を描く小動物が
気まぐれで回り道をするように
君の気配が
思い出の先に揺れている

遠い街で笑い声が聞こえても
鼓動はそっと重なって
レンガの片隅で響いていく

湖をかすめる風が
ベンチの隙間をすり抜けて
季節が入れ替わるたびに
僕らは少しずつ
新しい景色を吸い込んでいく

忙しさに飲まれた日も
眠さに負けそうな夜も
尻尾を丸めた丸い背中に
頬をうずめて
温かい光に 懐かれる

風に任せて歩いて
ふと立ち止まって
落ち葉が舞うトンネル
靴が鳴らした音の先に
優しい瞳が見つめる

夢みたいな月日が
輪郭を作って
混ざり合って
歯車を回していく

流れ星の軌道は読めなくて
弾いたコインを握りしめ
掌の鼓動を
ポケットにしまう

夜明けが近づいて
クリーム色の世界で
今日の物語が
夢の続きを描いて
そっと歩き出す

6598

壊れた時計と路地裏の花と、雨が描いた道

11/15 00:03 更新

止まった息を 夢が叩いた夜
壁に飾った 壊れた時計が
ゆっくりと動き出して
ネオンのようなオレンジが
瞳に落ちる

未知はいつも暗くて
空想から零れ落ちた先に 転がって
砂の城みたいな夢を抱えて
それでも どこかで笑っている

向かうほどに
落ちていく希望なんて
もう要らない
窓から差し込む光が
静かに 滲んでくる

季節は風と踊りながら
記憶の奥の糸を 編む
思い出せないほど笑えて
妙に 輝いて
泥のような温度で

深く息を出来ないことに
勝つなんて
目を閉じるほどに
大したことじゃなく
息をしていた
それだけで
繋いだ手の温もりを 感じた

暗闇で揺れて
息を吐いて 椅子に座る
失って 取り戻して
水滴が床に 落ちる
舞うほどに
空っぽの器は 分け合えるから

明けて滲む空の下で 歌う
掴んだ現実は 過去と未来の
隙間から差し込む光の中にあって
言葉にならない声で
喉を震わす

窓を伝う文字が 滲んで
思い出が風と 踊り
路地裏の花を 拾い続ける
くだらなくて
綺麗で
幻のようで

雨が描いた道を
砂の音を 噛みしめて
進んでいく

6598

ビー玉と切符と、雨上がりの遺跡

11/13 02:20 更新

目を閉じて 空気が震えれば
そこは楽園になる
ズレたリズムでもいい
息を感じて
それがビートになる

静かになった夜の街を歩く
七色のネオンが揺れて
頬が風を纏う
その温もりで 少しだけ救われる

雨上がりの遺跡の片隅で
反響する言葉が流れていく
完璧な道が霞んで
月の欠片が空から落ちて
手の中で 美しく光る

染められたビー玉を弾いて
感じるままに踊る
回転する円盤の音に
情熱を重ねていく

涙が落ちて 波紋を描くノイズ
零れ落ちて メロディーに変わって
夜を照らす

人生は一度きり
見えない鎧なんて置いて
片道切符の列車に乗る
窓を流れる雨が 物語を描いていく

歩幅を合わせて
気ままに揺れながら
寄り添う空の下
その瞬間を
胸に刻んでいく

6598

蜃気楼とグルーブと、光の粒

11/11 11:46 更新

どうでもいい話で微笑んでいた
昔から側に居たように
何も気にせず 揺られていた夜
言葉が触れ合うだけで
自分が信じられた

音のない街を
風だけが追い越していく
赤いワインの残り香に
響いた声が 溶けていく

暗闇も ぬくもりが連れ去って
別の空をくれるから
何かを置いて
少しずつ
あの日から遠ざかる

電車の窓に映る自分が
知らない誰かみたいで
その横顔を
誇りに思えた

あの時の笑い声は
どこまでも無防備で
今でも目を閉じると
夢の底で揺れている

桜の花びらのように
落ちていく瞬間が
こんなにも美しいと
蜃気楼が物語る

星空を見上げて
あの夜のリズムが
少しでも心を撫でているなら
きっと風は流れていく

時計の針が進んだら
光りの粒の中で踊ろう
繊細なグルーヴの中で
泳ぐように
ただ身を任せて

6598

虚構と理想の果てと、アイアム・シャドウ

11/08 20:33 更新

――子供の頃
遠くの運動公園まで歩いて行った

そこには滑車に紐がついていて
ぶら下がると、十メートルほどの距離を
風に乗るように行ったり来たりできた

その遊具が大好きで
何度も、何度も繰り返した

けれど、体が大きくなるにつれて
重くなった体は端まで届かなくなった

小さかった頃は
体が羽のように軽くて
もっと遠くまで飛べたはずなのに

遊び疲れて、夕方になる頃
夕日が途中で止まった滑車と僕の影を
地面に長く伸ばしていた

――時は流れ
僕は会社のサーバールームにいた

夜明け前の空気が冷たく
眠気と倦怠が身体を包んでいた

上司の命令で部署が変わり
望んでいないメンテナンス作業をしていた

カチカチと鳴る電子音
ディスプレイに流れる数字が
心拍のように脈を打つ

ハードディスクの中で
暗号化されたデータが回転している
本当の姿を隠した影のように

作業の手を止めて
天井を見上げた
蛍光灯が僕の影を映している

僕は試しに照明を消した
無数のハードディスクのLEDが
夜空の星のように瞬きながら
あらゆる方向から僕を照らした

その光の中で
誰かが囁いた気がした

――アイアム……

音ではなく
意識の奥で響く声だった

小さなLEDの光が
僕の輪郭をゆっくりなぞっていく

天井に浮かぶ影が揺れた
小さな光の中で
僕は本当の影を見た気がした

――実は僕は会社員の他に
影のモンスター“シャドウビースト”の討伐を行っていた

シャドウビーストはある日突如として現れた
蔭に潜み、影となって人を襲う魔物だ

その力は日に日に強くなっていた
人の恐れを糧にして
闇の中で姿を変えていく

そんな中で、僕はある日突然
魔力という“理不尽を超える力”を手に入れた

シャドウビーストを倒すたびに
自分の中の魔力が確かに増えていくのを感じた
それはまるでロールプレイングゲームのようで
倒すたびに、自分が理想の影に近づいていくようだった

誰にも理解されなくていい
誰も知らなくていい
ただ、自分の理想の姿を演じることができる
それが“影”だった

ビルの隙間からの光が僕を照らし
地面に長く影を伸ばしていく

止まった滑車が動き出すように
風が、どこからか吹いていた

――その日、僕はシャドウビーストを追っていた
街を駆け抜け、路地裏へと足を踏み入れる

そこには、討伐仲間のゼノが立っていた
様子がおかしい、と思った瞬間
ゼノが刃を抜き、僕に切りかかってきた

そのスピードは、人のものではなかった

「影が俺に力を与えた」
「この世界を滅ぼす」

低い声が、まるで影そのものから響いていた

どうやら彼は、影の力を吸収していくうちに
影そのものに取り込まれてしまったようだった

ゼノの瞳が黒く濁る
「この薬を飲めば、俺は最強になれる」
震える手でビンを握り、カプセルを飲み込む

その瞬間、空気が裂けた
ゼノの身体が膨れ上がり、骨が軋む音が響く
皮膚が光を拒むように黒く変質していく

モンスターへと変わり果てたゼノのエネルギーは
何十倍にも膨れ上がっていた

僕の目の前には、もはや仲間ではない存在がいた

それは“自分の理想”ではなく
“影の理想”に支配された虚構のモンスターだった

――ゼノが咆哮した
その瞬間、鋭い爪が僕に襲いかかる
咄嗟に身をかわすと、爪の衝撃波が背後のビルを吹き飛ばした

「どうだ、この素晴らしき力」
ゼノが笑う声が闇に響いた

僕は息を整え、最大の爆発魔法――エクスプロージョンを唱える
魔力が腕を走り、空気が震えた
次の瞬間、周囲十メートルが衝撃波に包まれた

爆音が夜を裂き、粉塵が街を覆う
「やったか」
そう呟いた僕の前に、ゼノが立っていた

かすり傷ひとつない
その目はすでに人間ではなかった

ゼノが再び咆哮する
街の隙間から無数の影が溢れ出し
黒い霧となって彼の体に吸い込まれていく

巨大なモンスターへと変貌したゼノのエネルギーが
街全体を押し潰すほどの圧を放つ

息をするだけで痛い
魔力が枯れかけた指先が震える
絶体絶命――そう思ったその時

――アイアム……

声がした
誰のものでもない
けれど確かに、僕の中から響いていた

視界の奥に、あの日の滑車と夕焼けが浮かぶ
風に乗って、自由に飛べたあの感覚が
胸の奥でふたたび動き出す

僕の内側の影が震え
鎧のようにまとっていた恐れが剥がれ落ちていく

体が軽くなる
地面の感触が遠ざかる
空気が逆流し、世界が静止する

音も匂いも消えたその中心で
ただ“影”だけが、確かな質量を持って存在していた

その瞬間、
僕の中で、究極のパワーが目覚めたようだった

――空気が止まった
息をすれば、世界が震えていた

その時、聞こえた
――アイアム・シャドウ

それは誰かの声ではなく
僕の内側に、ずっと潜んでいた声だった

無数のハードディスクの回転音が
街中に響き渡り、共鳴し、重なり合っていく

音が最高潮に達した瞬間、世界が暗転した
闇の奥で、一筋の光が僕を射抜いた

外側の影が剥がれ
僕の身体は、原子のように軽くなっていく

そして――空間の頂点まで、突き抜けた
視界のすべてが裏返り
上下も時間も消えていく

その高みから
滑車が現れた

僕はそれに掴まり、
世界の中心へと一気に滑り落ちた

衝撃の瞬間
街全体が究極の爆発に包まれる

それは破壊ではなかった
星が生まれて宇宙に解き放たれるような
根源的な解放の閃光だった

ゼノの身体は一瞬にして霧と化し
崩れた街の中で、僕は静かに立っていた

地面には、長く伸びた僕の影があった
だが、それはもう“虚構”の影ではなかった

静かな風が吹く
新しい世界が、音もなく再起動していく

――世界は静かだった
崩れた街の隙間から、朝日が差し込んでいた

僕は立っていた
誰の命令も、誰の影響もない場所で
ただ、自分の呼吸だけが現実だった

地面に落ちた影は、もう僕の形をしていなかった
遠く、別の世界へ伸びているように見えた

――アイアム・シャドウ
その言葉が風に溶ける

力とは、壊すことじゃない
自分を閉じ込めていた虚構を
解き放つことだった

風が吹く
あの日の滑車が軋む音がした

夕日と風と記憶が、胸の奥で重なる
僕は空を見上げた
そこには、もう境界がなかった

6598

桜色と深海と、こぼれる光

11/06 00:34 更新

やさしいメロディーを
耳の奥で撫でている

深呼吸して
胸に届くほどの
手の中に残るぬくもりと
あと何度すれ違えるだろう

時計の鼓動でこぼれた音が
静かに液漏れして
感情の答えを探している

月の光に照らされる影が
夜の波を手のひらに受けとめる
透明になったグラスの底で
過ぎた季節の音が
静かに流れていく

ぬるい人生を踊って
真っすぐな空を飛ぶ
鳥の羽が運んできた夢の断片を
拾い集めている

桜色に冷たい青が混ざるように
思い出と現実の狭間で
落ちてきた花びらが
指を絡めて眠る

ノイズの中で叩くやさしい音色を
胸に押し当てるように聴いている
汚れた毛布を洗うように
自分を抱きしめる夜がある

ひとりに溺れる海を渡って
まだ正体不明の人生のままで
カーテンの隙間の光に触れた瞬間
僕はまた
深海の静けさで息をしていた

6598

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