硝子に滲む粒の光
地面の影が舗道を歩く
迷い込むように
音の響く扉を開く
鎖に込めた温度が
胸の前で揺れる
未来の風が吹く
路地裏の道
手を引く時間は
優しく止まったまま
星の街灯は
綿に包まれて
レンガの上の足音が
静かに重なる
登る柱の空
雲の草原の匂い
言葉は雨になって
川の道を造る
壁際の飾りが
思い出の輪郭を写して
止まった時計の下で
音は続いている
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04/14 20:13 更新
硝子に滲む粒の光
地面の影が舗道を歩く
迷い込むように
音の響く扉を開く
鎖に込めた温度が
胸の前で揺れる
未来の風が吹く
路地裏の道
手を引く時間は
優しく止まったまま
星の街灯は
綿に包まれて
レンガの上の足音が
静かに重なる
登る柱の空
雲の草原の匂い
言葉は雨になって
川の道を造る
壁際の飾りが
思い出の輪郭を写して
止まった時計の下で
音は続いている
04/10 10:34 更新
並木道に揺れる影
夕暮れの線路に
川がゆっくり流れる
あの日の宝物は
足音だけを残したまま
振り返る視線が
木漏れ日に揺れている
触れようとするほど
音は遠ざかって
寝息の灯る光が
静かに瞬いて
歌にする前に
温もりが踊る
水溜まりの空は青く
未来に近づいていく
膝の上の輪郭が
記憶の空を駆ける
それでも
目を離さないまま
見つめている
流れていく気配の中で
まだ
香りの中にある
04/03 20:08 更新
音の降る街
雨に影が光る
風に溶けた色が
渦の中で広がる
霧が舞って
雲が千切れるように
流れている
振子と
空間のあいだ
灯火が
粒子に変わる
柔らかい息の気配が
頬の上でほどける
天使の笑い声
オレンジの中で溶けて
静かに
落ちていく
思い出に沈むソファ
波のような感触
視線はスクリーンを泳いで
時間を漂っている
遠くの空
龍の棲む雲
木に落ちる光が
雨に滑る車輪に残る
後戻りできない夜
それでも
自由は止まらない
熱の中で
形を変えながら
音楽を鳴らしている
03/30 23:19 更新
でこぼこの影を造る街の光
濡れた舗道に揺れている
迷い込むように歩く
地面の響きが重なる
シャツの中の鎖が
胸の中で震える
名前は思い出の中
過ぎていく時の川
木々の隙間の風
丸い七色が流れていく
過去の残像が
夜の淵でこぼれる
トンネルの淡い灯りに
包まれて
汗と盲目の軌跡が
乾かないまま残っている
言えなかった約束
桜の空に舞っている
時は巡り
光だけが変わらない
ソファに沈む温度が
膝の上に置かれている
それでも
自由の道を歩いている
03/25 19:58 更新
シャツの縫い目
ほつれた傷
指先の温度が流れる
一雫落ちる感情
水滴のような気配
願う時間だけが
層を創る
ブラインドの背もたれ
差し込む光
呼吸だけが近づく
フロアで描いた物語
扉の前で漂う
ネオンの街で
足を止めている
音の波で出会うたび
視線で旋律を書く
文字にする前に
温度が語っている
窓に写る川
空は近くに輝いて
鎖に込めた想いは
言葉が連なって
自分を照らす
雨が触れない場所で
胸で温めて
静かなリズムで前に進む
03/20 20:11 更新
笑顔の時間が
モニターの前で光る
約束の花が咲いて
記憶の影に陽が灯る
種を撒き続ける日々
殻の中で芽が渦を巻いて
音だけが流れる
続ける
沈まない太陽
自由の壁が重なって
合わせ鏡の中に写る
レンガの掲示板に
流れる余白
霧の中の計画
飛行機雲に乗せて
鎖の軌跡を描く
旅の意味は
巡る答え合わせ
時間の奥で
形を変えて
引きずる足で
小石を弾く
足元のコイン
胸に溜まる空白
そのまま
置いて
振り返れば
流れる川が続いて
余韻のメッセージ
階段の上で
冷たい手に残って
景色は変わっても
バス停の前にいる
迷いの森の中で
温もりを感じて
進んでいる
03/17 10:58 更新
約束を縫う道
歩幅が音を奏でて
高鳴る白の向こう
雨が川になる
秘密の道
コーヒーの匂い
胸の中で灯る
笑顔が風を纏って
賑やかな歩道を歩く
クラウドの森
空想の迷路
回転する陽の光が
静かに肌を滑る
過去の約束が
旅立ちの風を連れて来る
星に願った夜
ただ
浅い眠りを思い出す
名前が物語を描いて
大きな輪を創る
酩酊する果実
記憶の中で溢れる
胸の鎖のような感情
無言の音が
距離を縮める
前を走る輪郭が
小さな後ろ姿で
揺れている
夢を繋いだ時間
青春の文字を
小鳥の背に乗せる
走る列車の上で
肩の温度が触れる
青い花の匂いに
瓶の光が残る
03/11 18:40 更新
光るメッセージ
九時の帰り道に揺れる
部屋に舞う雨の欠片
止まらない時計の針
夜に落ちた日々
握る手と頬の記憶
桜の道を駆けて
時間のトンネルに向かった
朝のコーヒーの体温
窓際で薄まっていく
階段の上の星
静かに揺れるオレンジ
天井に映る円盤
影が空間を創る
言葉と音楽
溝を回る優しさ
音符の川が
自由に形を変える
レンガの先の帰り道
思い出と車輪を牽いて
出発の地へ旅をする
寄りかかる香りは
あまりにも鮮明で
雲に溶けて
花の雫になる
自由の数字は進み
描いた物語は続く
抱えたブルー
隙間から差す光が
花束に願いを落とす
03/05 21:52 更新
花束の列車が通り過ぎる
おもちゃの影が
コインの音で形になる
砂の城に迷い込み
指の隙間を粒が流れる
終点は白い丘の向こう
ページの続きは
鞄の中で溶けて
足音を背中で受けながら
蛍のトンネルを渡る
シャボン玉の景色
七色に揺れて
泡の風に消える
ポケットの言葉
インクが滲み
円を描いて
静かに重なる
ホームに吹く風
柵から葉が零れ落ちる
桜舞う道
車輪の音が鮮明で
ワイシャツの中の
スニーカーが踊る
階段の迷路で
探している
自由の時間
ベンチの上
触れた温度が
胸の中で灯る
長いトンネルを抜けるまで
ただ歩く
それだけの夜
03/01 00:49 更新
扉の前の壁が揺れる
白い足跡が近づき
言葉は結晶になる
雫に映る硝子の横顔
背中合わせの空
桜が掠める
黄色い日記の続き
棚に並ぶのを待ち
温もりが螺旋を描く
窓に曇る表情
グレーの斜線
水面に広がる鼓動
路地裏の線路
歩いた道に声が走り
約束を刻む
手を振る影
旋律の足取りが
早朝の香りを呼び戻す
霧が晴れるたび
抱えた温かさが
輪郭を持つ
バスの停留所
レンガに落ちた息が
胸の川へ流れる
振り子の風
照らされた椅子
手に付いた砂に
想いが灯る
近づいて
渦を巻いて
胸に沈む
オレンジの陽炎
終わりのない旅路を
巡っている

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