健康診断の結果は数字で返ってくる。数字はわかりやすいけれど、体の実感とはずれることがある。
数値が全部正常でも、毎日だるい人はいる。逆に、ひっかかる数値があっても、本人は元気に過ごしていたりする。どちらも本当で、測っているものが違うだけだと思う。
僕の仕事では、数字はほとんど出てこない。固いとか、温かいとか、呼吸が深くなったとか、そういう曖昧なもので体を見ている。正確さでは機械に勝てない。
でも、本人がどう感じているかは、数字には出ない。今日は楽です、という一言のほうが、僕にとっては大事な結果だったりする。
両方あるといいのだと思う。数字で安心して、手触りで確かめる。どちらか片方だけだと、少し心もとない。























































































