眠いのは怠けているからだ、と教わって育った人はけっこう多いと思う。だから、眠いこと自体に罪悪感を持つ。
でも、眠気は体からの要求であって、性格の問題ではない。特に、忙しい時期を抜けたあとや、季節が変わったばかりのころは、体が回復のために時間を要求してくる。
動物は寒くなる前によく食べて、よく眠る。人間もそこまで違わないのだと思う。九月から十月にかけて眠いのは、わりと自然なことだ。
問題は、それを許す時間が生活の中にあるかどうかで、そっちのほうがよほど難しい。平日に十時間寝られる人はほとんどいない。
だから、休みの日に寝すぎたと落ち込む必要はない。そこで取り返しているだけの話だから。


















































































































































































































