おはようございます、正英です。
【リバー、流れないでよ】監督:山口惇太 主演:藤谷理子
今夜は11月の第三木曜日、ボジョレーヌーボーを楽しまれている方も多いかと存じます。
今年の出来はいいとのこと、
新しい時間を心から楽しみましょう。
さて、今作は近年の傑作SF映画だと思っています。
劇団ヨーロッパ企画の2作目の映画です。
劇団よろしく演技の息が驚くほどにピッタリな作品です。
本編行きます。
主人公は料理旅館に勤める仲居さんです。
旅館のおかみさんから「ビールの在庫」を確認してきてと言付かり、
旅館の裏方に入った折、
そのまま裏手の勝手口から川辺に出てこう願います。
リバー、流れないでよと。
この主人公は好きな人がいるのです。
ただ近日外国へ行ってしまいます、
このまま時間が止まったらいいのにと。
結局どうなったかと思いますと。
この旅館と周辺含めて13時56分から58分の2分間を永遠に繰り替えすようになりました。
数回繰り返すとさすがに皆様気付きます。
何回も同じ時間を繰り返していると。
タイムループ、主人公も2分経てば記憶はそのままなのに2分前の川辺に立っています。
これをね、劇団員の実力で2分間前後の演技を全員で実際に永遠に繰り返しています。
映画の全編がワンカットの繰り返しになります。
ふつうに考えて段違いの精度だと思いませんか。
もっともセンスの塊でも嫌味がないのは
関西的クオリティの成果だと感じます。
プライムビデオのおすすめです。
この時間、流れないでよ。
そんなふたりの夜に乾杯しましょう🥂


















































































































































































