息を止めるほどの深い熱
声にならないうずきが、全身を通り抜ける
隠していた艶が、静かに浮かび上がり
じっとしているだけで、身体が自然に反応する
耐えているようで、ほんのわずかな高まりに揺れる
下腹の奥がこそばゆくて、熱が溢れそう
でもまだ踏み出せない
そのぎりぎりの境界線こそ、いちばん色っぽい
奥に溜めた甘さが、ひとつひとつゆっくりほどけて
身体のリズムが勝手に揺れだす
声にならない震えと、密かに立ち上がる艶
全部が絡み合って、濃密な余韻になる
止めることもできず、でもまだ踏み出せない
その瞬間の濃密さを、誰にも見せず抱えている姿
大人の女性の艶って、こんなにも美しい






























































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































